![]() 耐衝撃性ポリウレタン
专利摘要:
本発明は、優れた熱機械特性および耐化学薬品性を特徴とする、新規の、硬度の高い、光学的に透明な耐衝撃性ポリウレタンポリマーを製造する新しい方法、およびそのような方法の結果として製造されるポリマーを教示する。ポリウレタンは、a)ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーの遊離−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;をb) (i)2以上の平均ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤と反応させることによって製造される。 公开号:JP2011508822A 申请号:JP2010541435 申请日:2008-12-26 公开日:2011-03-17 发明作者:エドモンド・ジェイ・ダーデリアン;リチャード・エム・ジャーキン 申请人:ポリプレックス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーPolyPlexx, LLC; IPC主号:C08G18-65
专利说明:
[0001] 本発明は、優れた熱機械特性および耐化学薬品性を特徴とする、硬度の高い、光学的に透明な耐衝撃性ポリウレタンであって、バイオマス由来成分を含有してよい耐衝撃性ポリウレタンに関する。] 背景技術 [0002] ポリウレタンは、優れた物理特性を理由として、広範囲に及ぶ商業的用途を有することがわかっている既知の種類の材料である。これらのポリマーは、引張強度、靱性および耐衝撃性が必要とされる製品の成形、その製品への噴霧およびコーティングに適している。確立された多数の製造プロセスにおいて、ポリイソシアネートおよび活性水素化合物を一つの反応工程で最終生成物へと転化させるワンショットシステムを用いることが好ましい。他の公知の方法において、中間生成物(通常プレポリマーと呼ぶ)は、第1に、化学量論的に過剰なポリイソシアネートを活性水素化合物と反応させる事によって形成され、その後、更なる活性水素化合物(一般に連鎖延長剤または硬化剤と呼ぶ)を伴う第2反応において、プレポリマーが最終的なポリマーに転化される。] [0003] ポリウレタン化学の一例が米国特許第4,933,416号(Gillis)に開示されており、これは、イソシアネートと、2より大きい平均公称ヒドロキシル官能価および約500〜約5000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオールと、約2〜約3の平均公称一級および/または二級アミノ官能価ならびに約500〜約5000の平均アミン当量を有する高分子ポリアミンとを用いてポリウレタンポリマーを製造するための、プレポリマーの使用を教示している。しかし、この従来技術は芳香族イソシアネートのみの使用を例示しており、かつ使用すべきポリオールのヒドロキシル[−OH]当量を約500より大きい値に限定している。更に、Gillisは、1種類のみの活性水素化合物を用いることによってプレポリマーを製造する場合、化合物が三官能性化合物であることを教示している。] [0004] 米国特許第4,443,563号(Dirlikoffら)は、ポリウレタン製造における、ジアンヒドロヘキシトールの活性水素化合物としての使用を開示しているが、この文献は、1段階のプロセスで、溶液重合およびその後の(ポリウレタンのための)非有機溶媒への沈殿によってポリマーを製造することを教示している。そのような方法は、使用すべき溶液からポリウレタンを分離しなければならないので望ましくない。] [0005] 米国特許第4,564,645号(Salzburgら)は、ポリウレタン製造におけるジアンヒドロヘキシトールの使用を教示しているが、液体生成物を得るのに必要とされるジアンヒドロヘキシトールの三つの異性体の特定の比を指定している。ポリウレタンは、有機ポリイソシアネートを、少なくとも二つの活性水素原子を含有し且つ400〜10000の分子量を有する化合物、連鎖延長剤、場合により少なくとも二つの活性水素原子を含有し且つ32〜399の分子量を有する他の短鎖化合物と反応させることによって製造される。使用する連鎖延長剤は、1,4−3,6−ジアンヒドロヘキシトールの液体異性体混合物、好ましくは、1,4−3,6−ジアンヒドロイジトールを含有する異性体混合物に加えて、1,4−3,6−ジアンヒドロ−D−ソルビトールおよび/または1,4−3,6−ジアンヒドロ−D−マンニトールの液体異性体混合物である。更に、プレポリマー法が用いられる場合、プレポリマーのNCO含有量の割合は1〜18重量%、好ましくは3〜16重量%でなければならないことが述べられている。これらの混合物は、低分子量の化合物、好ましくは62〜250の範囲の分子量を有するポリオールと混合して(またはそれを添加して)用いてよい。] [0006] 本発明は、優れた熱機械特性および耐化学薬品性を特徴とする、硬度の高い、光学的に透明である、耐衝撃性ポリウレタンポリマーを製造する新しい方法を教示する。その方法は既知のウレタン中間体の利用を伴うが、新規性は、これらの中間体を反応させてポリマーを形成し得る方法の詳細に含まれており、従って、得られるポリマーおよびその特性は驚くほど新しい。更に、既知のポリウレタン中間体類の中の特定の種類のみが、プレポリマーを生成するのに使用可能であり、このプレポリマーは、透明で硬度の高い件のポリマーを製造するのに用いられる。] [0007] 本発明の新規のポリウレタンは、一級アミン末端ポリエーテルおよび脂肪族ポリイソシアネートからプレポリマーを製造する方法を用いて製造される。その後、このプレポリマーを、ポリオールおよび連鎖延長剤と反応させる。驚くべきことに、得られるポリマーは、特に一般に柔軟で濁っている従来技術のポリマーと比較して、光学的に透明で且つ非常に硬度が高く、耐衝撃性があり、優れた熱機械特性および耐化学薬品性を特徴とする。] [0008] より具体的には、ポリウレタンは以下のものの反応生成物である: 1)化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーの遊離−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;および 2)2に等しい又はそれより大きい平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、および 3)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤。] [0009] より好ましくは、ポリウレタンは以下のものの反応生成物である: 1)脂環式ポリイソシアネートを、分子量が2000〜約2500の一級アミン末端ポリエーテルジアミンと反応させて、遊離−NCO含有量が18%より大きい、より好ましくは約18%〜23%であるプレポリマーを得ることによって製造されるプレポリマー、および 2)(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択されるポリオール、および 3)(a)ジアンヒドロヘキシトールまたは(b)芳香族ジアミンまたは(c)シクロへキサンジメタノールまたは(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される硬化剤。] [0010] プレポリマー、ポリオールおよび硬化剤の間で、それらは各々、1.0〜1.1、0.055〜0.2および0.8〜0.945の相対的化学量論的当量で存在するべきである。] [0011] 好ましくは、プレポリマーを形成するのに用いられるアミン末端ポリエーテルは、他のポリエーテルを実質的に含まず、より好ましくは他のポリエーテルを含まず、かつポリイソシアネートとの唯一の反応物である。更に、プレポリマーと反応させるのに用いられるポリオールは、ヒドロキシル官能性の他にイソシアネート反応性官能性を有するポリオールを実質的に含むべきでなく、より好ましくは含むべきでない。] [0012] 反応物を加える順番は重要である。ポリオールをポリイソシアネートに加えてプレポリマーを形成すると、濁りのない透明なポリマーは得られず、濁りのない透明なポリマーと同様の良好な物理特性を有しないだろう。更に、プレポリマーの形成の間に硬化剤を加えると、最終ポリマーの形成に同様の悪影響を及ぼし得る。少量の硬化剤またはポリオールは悪い結果をもたらさないことがあるが、プレポリマーの生成は、硬化剤およびポリオールが実質的に存在しない、より好ましくはポリオールおよび/または硬化剤が存在しないプロセスで行うべきである。] [0013] 得られるポリマーは透明であり、以下の特性を有する:98℃より高いビカット軟化点(ASTMD 1525、A型、荷重=10N)、75より大きい硬度(ASTM D 2240−00、Dデュロメータ)、および「落錘(falling dart)」衝撃試験(Falling Dart Impact(ガードナー)ASTM D3029、ポリマーが破壊されない(重量900g、衝撃チップ半径0.31cm、落下距離107cm、内径5.08cmの支持プレート上にポリマーを置く))に合格すること。ポリマーは83%より高い光透過率を有するべきである。] [0014] 本発明の組成物の製造において用いられる一級アミン末端ポリエーテル規定する際に用いられる用語「アミン官能価(またはアミン官能性)」は、材料の製造において用いられる材料に関して、ポリエーテルが有することが期待されるであろうアミノ官能価を意味する。例えば、ポリエーテルジオールの還元的アミノ化によって製造される一級アミン末端ポリエーテルは2の公称アミノ官能価を有するが、実際には、そのジオールの平均ヒドロキシル官能価は2より少し小さく、ヒドロキシル基からアミノ基への転化は完全には完了しないだろう。] [0015] アミン末端ポリエーテルの平均アミノ当量は約1000であり、好ましくは約1000〜約1250の範囲である。官能価、当量または化学構造が異なる二つ又はそれより多くのアミン末端ポリエーテルの混合物は、そのような混合物が上述の平均官能価および平均当量の基準に適合する場合に使用してよい。ポリオキシプロピレンジアミンおよびポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)ジアミン、ならびにこれらのいずれかの混合物が好ましい。しかし、アミンは、他のイソシアネート反応性基を実質的に含むべきでなく、より好ましくは他のイソシアネート反応性基を含むべきでない。] [0016] 本発明のポリイソシアネート組成物を製造するのに用いられる過剰量の有機ポリイソシアネートは、適切には、組成物が18重量%〜25重量%、特に18重量%〜23重量%の範囲の遊離−NCO含有量を有するようなものである。] [0017] 用いられ得る有機ポリイソシアネートには、脂肪族および脂環式ジイソシアネートならびにそれらの組み合わせが含まれる。脂環式ジイソシアネートが本発明において好ましい。これらの種類のジイソシアネートの代表的なものは、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス(1,4−イソシアナトメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネートおよび他の同様のジイソシアネートである。] [0018] 上記で用いられている用語「ヒドロキシル官能価」は、ポリオールがその単量体成分に関して有することが期待されるであろうヒドロキシル官能価を意味する。例えば、酸化プロピレンをグリコールに加える(または付加する)ことによって製造されるポリオールは2のヒドロキシル官能価を有するが、実際には、その平均官能価は2より少し小さいだろう。従って、ポリエーテルに関して、平均ヒドロキシル官能価は、その製造において用いられる一つまたは複数の開始剤の平均官能価(活性水素原子の数)である。] [0019] 本発明の組成物に用いられるポリオールの平均ヒドロキシル官能価は通常2〜6である。ポリオールの平均ヒドロキシル当量は、好ましくは300〜1000の範囲である。当量または化学構造が異なる二つ又はそれより多くのポリオールの混合物は、そのような混合物が上述の平均官能価および平均当量の基準に適合する場合、使用してよい。] [0020] 適切なポリオールの例として、ポリエステル、ポリカーボネート、ヒドロキシル末端ポリオレフィン、および特にポリエーテルを挙げることができる。適切なポリエーテルポリオールまたはポリオールの混合物は、酸化プロピレン、または酸化プロピレンおよび酸化エチレンと、多官能性開始剤(水、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールまたはソルビトール等)との反応生成物から選択してよい。特に有用なポリエーテルには、三官能性開始剤に酸化プロピレンおよび酸化エチレンを同時に又は連続して加えることによって得られるポリ(オキシエチレンオキシプロピレン)トリオール、およびポリテトラメチレンエーテルグリコール、およびポリオキシプロピレントリオールが含まれる。いくつかの場合において、酸化エチレンが先端である(または酸化エチレンでチップ(tip)された)トリオールは、その反応性が高められるので好ましい。ポリオールおよび触媒の存在下でのラクトン(例えばカプロラクトン)の開環重合によって得られるポリエステルが、好ましいポリオールである。] [0021] 好ましくは、ポリオールは、ヒドロキシル官能性の他にイソシアネート反応性基を実質的に有するべきでなく、より好ましくは有するべきでない。] [0022] 本発明の硬化剤は、イソシアネート反応性基、2〜3の官能価および400より小さい分子量を有する分子である。官能価は、各分子における平均のイソシアネート反応性基の数を指す。用いてよい連鎖延長剤には、活性水素原子を含有する少なくとも二つの官能基を有する化合物(ヒドラジン、一級および二級ジアミン、アミノアルコール、グリコールまたはそれらの混合物等)が含まれる。1,4−ブタンジオールは、透明なポリマーを製造するために連鎖延長剤として使用可能である;しかし、1,4−ブタンジオールを用いて製造されるポリウレタンは、低い(<75℃)ビカット軟化点を有する傾向があり、従って適切でない。従って、硬化剤の好ましい群には、シクロへキサンジメタノール、芳香環含有ジオール、ジアンヒドロヘキシトールまたは芳香族ジアミンが含まれる。好ましい芳香族ジアミンには、メチレンビスオルトクロロアニリン(MOCA)およびジエチルトルエンジアミンが含まれる。] [0023] 本発明において使用してよいジアンヒドロヘキシトールは、マンニトール、ソルビトールおよびイジトールの1:4−3:6ジアンヒドロ類似体である。バイオマス由来成分であり得るジアンヒドロヘキシトールの使用は、黄変しないポリウレタンをもたらし、更なる利益をもたらす。三つのジアンヒドロヘキシトールが、それらの各々の親ヘキシトールに因んでイソマンニド、イソソルビドおよびイソイジドとして一般に知られている。前述のヘキシトールの内、イソソルビドが最も好ましい。それは、二つの非等価ヒドロキシル基(即ちエンド−5およびエキソ−2)を含有する環含有ジオールである。ソルビトールは、砂糖廃棄物およびセルロースから製造されるので、特に好ましい出発物質である。各々の特定のジアンヒドロヘキシトールは、親ヘキシトールまたは中間体の1:4または3:6モノアンヒドロヘキシトールの酸触媒脱水および環化によって生成する。] [0024] 本発明において使用してよいシクロへキサンジメタノールは、1,4−シクロへキサンジメタノールおよび1,3−シクロへキサンジメタノール(ならびにそれらの混合物)である。本発明において使用してよい芳香環含有ジオールは、ビス(ヒドロキシエチル)ヒドロキノンおよびビスフェノールAである。] [0025] 好ましくは、硬化剤は、上述のアミンまたはヒドロキシル基の各々の他に、イソシアネート反応性基を実質的に有するべきでなく、より好ましくは有するべきでない。] [0026] ポリウレタン製造において、場合により触媒を用いてよい。最も好ましい触媒は有機金属触媒であり、それには、例えば、酢酸スズ、酪酸スズ、ラウリン酸スズ、オクチル酸スズ、オレイン酸スズ、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸カドミウム、ジラウリン酸ジブチルスズ、ジ−2−エチルヘキサン酸ジブチルスズ、ジネオデカン酸ジメチルスズ等が含まれる。] [0027] 使用してよい他の適切なウレタン触媒には、例えば、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、ジエチルエタノールアミン、1−メチル−4−ジメチルアミノエチルピペラジン、3−メトキシ−N−ジメチルプロピルアミン、N,N−ジメチル−N’,N’−メチルイソプロピルプロピレンジアミン、N,N−ジメチル−3−ジエチルアミノプロピルアミン、ジメチルベンジルアミン、トリエチレンジアミン等の三級アミンが含まれる。] [0028] 場合により用いられる触媒の量は一般に、その活性および/または反応塊(reaction mass)の温度に依存する。一般に、反応物全体の重量を基準として約0.005〜約2.0重量パーセントの量の触媒が使用可能であり、0.02〜0.15重量%が好ましい。] [0029] 本発明のポリウレタン製造に関して、以下の順序が好ましい。使用すべきプレポリマーをまず調製し、その遊離−NCO含有量を決定する(これをポリウレタン系の「A」サイドと呼ぶ)。次に、プレポリマーの−NCO含有量を基準とする、ポリオールのヒドロキシル官能価および硬化剤の反応性官能価に対して必要とされる化学量論に従って、ポリオール、硬化剤、触媒および場合により他の添加剤(安定剤、色素、充填材等)(「B」サイドと呼ぶ)と、プレポリマーを混合する。AサイドとBサイドの両方を脱気して残留ガスを除去する。AサイドおよびBサイドを(FlackTek,Inc.製の市販のSpeedMixer(商標)等において)混合し、適切な温度に保持された金型に混合物を注ぐ。一般に、反応は1時間の内に完了する。] [0030] 本発明のポリウレタン製造に関して好ましい反応条件は以下の通りである:約40〜85℃のプレポリマー形成温度、および約40〜100℃、好ましくは40〜85℃のポリウレタン形成((Bサイド、即ちポリオールおよび硬化剤)およびプレポリマー(Aサイド))温度、および全体の0.02〜0.15重量%の触媒濃度、および90℃より高い成形温度。] [0031] ポリウレタンは、反応射出成形(RIM)によって製造してよく、それによって、反応性液体ストリーム(AサイドおよびBサイド)が衝突混合され、型穴に速やかに注入される。] [0032] 本発明のポリウレタンは、ポリウレタンの公知の使用法に従って用いてよい。尤も、本発明のポリウレタンの透明度および硬度を考えると、それらに関する好ましい用途は、ビューポート(または覗き窓、viewport)、レンズ、ゴーグル、フェイスシールド、および他のガラス系(または窓ガラス系)用途の一般的分野に存する。そのような製品は、反応混合物を厚さ約0.0625〜1インチの厚さの所望の形状に注入成形することによって形成してよい。約2より大きいポリオールの官能価が存在しない場合、射出成形によって成形を行ってもよい。] [0033] (実施例に関する用語) ポリエステル1=ポリカプロラクトントリオール、Tone(登録商標)0310、The Dow Chemical Co.、等量(eq.wt.)=296.8 ポリエステル2=ポリカプロラクトントリオール、CAPA(登録商標)3050、Solvay、eq.wt.=180.04 ポリエーテル1=ポリテトラヒドロフランジオール、Terathane(登録商標)T−2000、Invista、eq.wt.=1000 ポリエーテル2=ポリテトラヒドロフランジオール、Terathane(登録商標)T−650、Invista、eq.wt.=319.48 アミン末端ポリエーテル1=Jeffamine(登録商標)D−2000(二官能性アミン)、Huntsman、eq.wt.=980.4 アミン末端ポリエーテル2=Jeffamine(登録商標)T−5000(三官能性アミン)、Huntsman、eq.wt.=1667.67 イソシアネート1=4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、Desmodur(登録商標)W、Bayer、eq.wt.=131.18 連鎖延長剤1=イソソルビド、純度>99%、融点62℃ 連鎖延長剤2=Ethacure(商標)100LC、ジエチルトルエンジアミン(DETDA)、Albemarle Corp.、eq.wt.=89.15、またはLonzacure(登録商標)DETDA80LC、Lonza,Ltd、eq.wt.=89.15 連鎖延長剤3=UNOXOL(商標)Diol、シクロへキサンジメタノール混合異性体、The Dow Chemical Co.、eq.wt.=72.1 触媒1=Fomrez(登録商標)触媒UL−28、GE] [0034] (例1プレポリマー12−86−1) 160.0g(1.219 eq.)のイソシアネート1を、窒素流入口、撹拌器、滴下漏斗、マントルヒーターおよび熱電対を備えた反応フラスコに加えた。試料を窒素下に置き、撹拌しながら80℃に加熱した。96.24g(0.0982 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を滴下漏斗に入れ、20分かけてイソシアネートに加えた。ポリエーテルを加えた後に温度は86.5℃に上昇し、反応をその温度で30分間保持した。プレポリマーを窒素下で保管容器に移し、70〜80℃で約16時間炉内に置いた。このプレポリマーの理論的な遊離−NCOは18.38%であり、実際は18.32%であり、当量は229.26であった。] [0035] (例2ポリマー、60%ハードセグメント12−87−1) 例1のプレポリマー52.55g(Aサイド)を、小さい容器に加えた。別の容器において、13.07gのポリエーテル2(T−650)を16.39gの連鎖延長剤2(DETDA)および0.028gの触媒1と混合することによってBサイドを調製した。次に、これらの材料を約100℃に加熱し、完全真空の下で20分間真空デシケーター内に置き、系を脱気した。反応物を40℃に冷却した。次に、AサイドおよびBサイドを化学量論的当量の比率で一緒に注ぎ、木製スパチュラを用いて0.75分間手で混合した。混合物を、頂部および底部のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)シート並びに0.125インチのアルミニウムスペーサーからなる金型に注いだ。金型を150℃に保持し、ポリマーを、加熱したプラテンプレス(platen press)において約1800psiの圧力で1.0時間成形した。離型して冷却すると、ポリマーは76Dのデュロメータ硬度を有し、離型の際に割れず、透明であった。] [0036] (例3プレポリマー28−8−1) 例1に記載の方法によって、169.99g(1.296 eq.)のイソシアネート1および84.23g(0.0859 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が19.89%(理論値=19.99%)であり当量が211.16であるプレポリマーを作製した。] [0037] (例4ポリマー、65%ハードセグメント28−8−2) 例2に記載の方法によって、例3のプレポリマー51.74g、11.72gのポリエーテル2、ならびに18.12gの連鎖延長剤2および0.028gの触媒1を混合し、成形して、透明で離型に対して強いポリマーを作製した。] [0038] (例5プレポリマー32−58−1) 例1に記載の方法によって、169.42g(1.29 eq.)のイソシアネート1および96.16g(0.098 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が17.9%(理論値=18.87%)で当量が234.9であるプレポリマーを作製した。] [0039] (例6ポリマー32−59−2) この調製において、FlackTek Inc.製のModel D−400 Speedmixer(商標)を用いて成分の混合を行った。混合条件は以下の通りであった:800rpmで15秒、ゼロrpmで5秒および200rpmで20秒。更に、金型は、0.125インチのスペーサーの両側にある厚さ0.25インチの2枚の強化ガラスシートからなっていた。ガラスシートをRainex(商標)ガラストリートメントで予め処理して、ポリマーの離型を可能にした。] [0040] 例5のプレポリマー(55.29g)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(12.78gのポリエーテル2および13.93gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両サイドを完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを73.5℃、Bサイドを71.5℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を93℃に予熱した金型に注ぎ、41分間硬化させた。ポリマーは透明であり、75Dのデュロメータ硬度および98.3℃のビカットA軟化温度を有していた。] [0041] (例7ポリマー、64.2%ハードセグメント32−60−1) 例5のプレポリマーの遊離−NCO含有量を、より多くのイソシアネート1を現行の(または既に形成した)プレポリマーに加えることによって増加させた。この例において、5.53gのイソシアネート1を例5のプレポリマー49.48gに加え、遊離−NCOを19.3%に増加させた。次に、例6に記載のように、このプレポリマーを11.44gのポリエーテル2、8.61gの連鎖延長剤1および0.084gの触媒1と反応させた。反応条件は以下の通りであった:Aサイド温度74℃、Bサイド温度73.5℃、および成形温度93℃。ポリマーは79Dのデュロメータ硬度を有し、完全に透明であり、102℃のビカットA軟化温度を有していた。] [0042] (例8ポリマー、67.4%ハードセグメント32−61−1) 例5のプレポリマーの遊離−NCO含有量は、より多くのイソシアネート1を現行の(または既に形成した)プレポリマーに加えることによって増加させた。この例において、9.8gのイソシアネート1を例5のプレポリマー45gに加え、遊離−NCOを20.4%に増加させた。次に、例6に記載のように、このプレポリマーを10.4gのポリエーテル2、16.8.2gの連鎖延長剤1および0.084gの触媒1と反応させた。反応条件は以下の通りであった:Aサイド温度74℃、Bサイド温度73.8℃、および成形温度93℃。ポリマーは81Dのデュロメータ硬度を有し、完全に透明であり、106℃のビカットA軟化温度を有していた。] [0043] (例9プレポリマー32−63−1) 例1に記載の方法によって、169.83g(1.294 eq.)のイソシアネート1および98.95g(0.101 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が18.94%(理論値=18.65%)であり、当量が221.75であるプレポリマーを作製した。] [0044] (例10ポリマー、60%ハードセグメント32−64−4) 例10のプレポリマー(54.45g)を、Speedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(12.75gのポリエステル1、14.8gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを74.2℃、Bサイドを67.6℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を93℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、80Dのデュロメータ硬度を有し、ガードナー衝撃試験に合格した。] [0045] (例11プレポリマー32−95−1) 例1に記載の方法によって、412.11g(3.14 eq.)のイソシアネート1および185.56g(0.189 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が20.4%(理論値=20.75%)であり当量が205.68であるプレポリマーを作製した。] [0046] (例12ポリマー、70%ハードセグメント42−1−2) 例11のプレポリマー(57.57g)を、Speedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(6.7gのポリエステル2、17.73gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを94.8℃、Bサイドを58.1℃に加熱した。正確な量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、ガードナー衝撃試験に合格し、84Dのデュロメータ硬度および120℃のビカットA軟化温度を有していた。] [0047] (例13プレポリマー42−21−1) 例1に記載の方法によって、255.89g(1.95 eq.)のイソシアネート1および90.99g(0.093 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が22.51%(理論値=22.49%)であり当量が186.34であるプレポリマーを作製した。] [0048] (例14ポリマー、75%ハードセグメント42−26−1) 例13のプレポリマー(56.88g)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(5.77gのポリエステル2、19.33gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.112gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを95.7℃、Bサイドを65.2℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、87Dのデュロメータ硬度を有していた。] [0049] (例15プレポリマー42−23−1) 例1に記載の方法によって、484.83g(3.69 eq.)のイソシアネート1および218.31g(0.222 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が20.78%(理論値=20.75%)であり当量が202.12であるプレポリマーを作製した。] [0050] (例16ポリマー、70%ハードセグメント42−28−3) 例15のプレポリマー(57.27)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(6.78gのポリエステル2、17.7gの連鎖延長剤3および0.056gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを50.5℃、Bサイドを50.3℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、80Dのデュロメータ硬度を有し、ガードナー衝撃試験に合格した。] [0051] [比較例] (例17プレポリマー42−10−1) 例1に記載の方法によって、217.94g(1.66 eq.)のイソシアネート1および98.81g(0.0988 eq.)のポリエーテル1を混合して、遊離−NCO含有量が20.7%(理論値=20.72%)であり当量が202.9であるプレポリマーを作製した。このポリエーテルを、滴下漏斗に加える前に、78℃に加熱して溶融させた。] [0052] (例18ポリマー、70%ハードセグメント42−12−1) 例17のプレポリマー57.38gをSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(6.67gのポリエステル2、17.96gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを91.5℃、Bサイドを55.6℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは非常に不透明であった。] [0053] (例19プレポリマー42−16−1) 例1に記載の方法によって、254.54g(1.94 eq.)のイソシアネート1および42.74g(0.237 eq.)のポリエステル2を混合して、遊離−NCO含有量が23.16%(理論値=24.09%)であり当量が181.35であるプレポリマーを作製した。] [0054] (例20ポリマー、70%ハードセグメント42−12−1) 例19のプレポリマー46.77gをSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(17.7gのアミン末端ポリエーテル1、17.53gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを90.6℃、Bサイドを54.8℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは非常に不透明であり、離型の際に割れた。] [0055] (例21プレポリマー12−88−1) 例1に記載の方法によって、160g(1.22 eq.)のイソシアネート1および63.67g(0.199 eq.)のポリエーテル2を混合して、遊離−NCO含有量が18.85%(理論値=18.38%)であり当量が222.81であるプレポリマーを作製した。] [0056] (例22ポリマー、60%ハードセグメント12−87−2) 例21のプレポリマー(Aサイド)46.16gを小さい容器に加えた。別の容器において、19.51gのアミン末端ポリエーテル1を、16.33gの連鎖延長剤2(DETDA)および0.028gの触媒1と混合することによってBサイドを調製した。次に、これらの材料を約100℃に加熱し、完全真空の下で20分間真空デシケーターの中に置き、系を脱気した。反応物を40℃に冷却した。次に、AサイドおよびBサイドを、化学量論的当量の比率で一緒に注ぎ、木製スパチュラを用いて0.75分間手で混合した。混合物を、頂部および底部のPTFEシートならびに0.125インチのアルミニウムスペーサーからなる金型に注いだ。金型を150℃に保持し、ポリマーを、加熱したプラテンプレスにおいて約1800psiの圧力で1.0時間成形した。離型して冷却すると、ポリマーは79Dのデュロメータ硬度を有し、非常に濁っており、衝撃試験に合格した。] [0057] (例23プレポリマー28−37−1) 例1に記載の方法によって、165.1g(1.26 eq.)のイソシアネート1および59.62g(0.187 eq.)のポリエーテル2を混合して、遊離−NCO含有量が19.74%(理論値=20.0%)であり当量が212.7であるプレポリマーを作製した。] [0058] (例24ポリマー、62.5%ハードセグメント28−39−1) 例23のプレポリマー46.22g(Aサイド)を小さい容器に加えた。別の容器において、18.42gのアミン末端ポリエーテル1を、17.36gの連鎖延長剤2(DETDA)および0.028gの触媒1と混合することによってBサイドを調製した。次に、これらの材料を約100℃に加熱し、完全真空の下で20分間真空デシケーターの中に置き、系を脱気した。反応物を、Aサイドを49.1℃に、Bサイドを43.6℃に冷却した。次に、AサイドおよびBサイドを、化学量論的当量の比率で一緒に注ぎ、木製スパチュラを用いて0.75分間手で混合した。混合物を、頂部および底部のPTFEシートならびに0.125インチのアルミニウムスペーサーからなる金型に注いだ。金型を150℃に保持し、ポリマーを、加熱したプラテンプレスにおいて約1800psiの圧力で1.0時間成形した。離型して冷却すると、ポリマーは濁っていた。] [0059] (例25プレポリマー32−56−1) 例1に記載の方法によって、169.42g(1.29 eq.)のイソシアネート1、96.16g(0.098 eq.)のアミン末端ポリエーテル1および63.62g(0.199 eq.)のポリエーテル2(注:アミン末端ポリエーテル1およびポリエーテル2を、イソシアネートに加える前に予め混合した)を混合して、遊離−NCO含有量が13.5%(理論値=12.7%)であり当量が301.08であるプレポリマーを作製した。] [0060] (例26ポリマー、60.8%ハードセグメント32−57−2) 例25のプレポリマー(66.24g)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(17.53gの連鎖延長剤2(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを64.9℃、Bサイドを62.8℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を120℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは壊れやすく、離型の際に割れた。] [0061] (例27プレポリマー32−85−1) 例1に記載の方法によって、180.3g(1.37 eq.)のイソシアネート1、72.29g(0.074 eq.)のアミン末端ポリエーテル1および16.96g(0.01 eq.)のアミン末端ポリエーテル2(注:アミン末端ポリエーテル1および2を、イソシアネートに加える前に予め混合した)を混合して、遊離−NCO含有量が20.1%(理論値=20.11%)であり当量が208.96であるプレポリマーを作製した。] 実施例 [0062] (例28ポリマー、65%ハードセグメント35−90−2) 例27のプレポリマー(54.88g)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(16.6gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1および10.52gのポリエステル1)を別の容器に入れ、両方を、完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを81.4℃、Bサイドを76.2℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を127℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは完全に不透明であった。Aサイド温度を79.7℃、Bサイド温度を77.6℃、成形温度を93℃とした、この実験の繰り返しもまた、完全に不透明なポリマーをもたらした。]
权利要求:
請求項1 a)化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーの遊離−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;ならびにb)工程で形成される前記プレポリマーと、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤との反応生成物の反応生成物を含有するポリウレタン。 請求項2 一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが約18重量%〜23重量%の遊離−NCO含有量を有する、請求項1に記載のポリウレタン。 請求項3 ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、請求項2に記載のポリウレタン。 請求項4 硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトール;(b)芳香族ジアミン;(c)シクロへキサンジメタノール;および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される、請求項2に記載のポリウレタン。 請求項5 ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコールからなる群から選択される、請求項4に記載のポリウレタン。 請求項6 硬化剤が芳香環含有ジオールである、請求項2に記載のポリウレタン。 請求項7 硬化剤が芳香環含有ジオールである、請求項5に記載のポリウレタン。 請求項8 ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、請求項5に記載のポリウレタン。 請求項9 ポリオールが、分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコールである、請求項6に記載のポリウレタン。 請求項10 a)化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーの遊離−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマーを形成すること;ならびにb)工程で形成される前記プレポリマーを、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤と反応させることを含む方法。 請求項11 一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが約18重量%〜23重量%の遊離−NCO含有量を有する、請求項10に記載の方法。 請求項12 ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、請求項11に記載の方法。 請求項13 硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトール、(b)芳香族ジアミン、(c)シクロへキサンジメタノール、および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される、請求項12に記載の方法。 請求項14 ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、請求項10に記載の方法。 請求項15 硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトールおよび(b)芳香族ジアミンおよび(c)シクロへキサンジメタノールからなる群から選択される、請求項14に記載の方法。 請求項16 硬化剤がジアンヒドロヘキシトールである、請求項14に記載の方法。 請求項17 ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、請求項16に記載の方法。 請求項18 ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、請求項11に記載の方法。 請求項19 硬化剤が芳香環含有ジオールである、請求項12に記載の方法。 請求項20 硬化剤が芳香環含有ジオールである、請求項14に記載の方法。
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